「MADEMOISELLE PRIVÉ TOKYO マドモアゼル プリヴェ展 ー ガブリエル シャネルの世界へ」が、東京・天王洲アイルで開催されています。
世界各都市で開催されてきたこのイベントですが、東京では、 12月1日まで開催。elemottスタッフも行ってきましたのでレポートです。
CHANEL マドモアゼル プリヴェ展 とは
CHANEL マドモアゼル プリヴェ展 は、オートクチュール、ハイジュエリー、フレグランス「シャネル N°5」の3つを中心に構成されるシャネルの軌跡を表現した展覧会です。
2015年にロンドンで開催されたのを皮切りにソウル、香港、上海と世界の各都市で開催されてきましたが、ついに今回東京での開催となりました。
マドモアゼル プリヴェとは
展覧会のタイトルにもなっている「マドモアゼル プリヴェ」とは、 パリのカンボン通り31番地にある、シャネルのクリエイションスタジオの入り口ドアに掲げられた言葉。 マドモアゼルシャネルのクリエイションスタジオにも一度行ってみたいですね。
今回の展示会では、創業デザイナーであるガブリエル・シャネルのプライベートな空間である3階のアパルトマンを再現しているそうです。
5つのカラーで色分け
「マドモアゼル プリヴェ」展では、「ホワイト」「ベージュ」「ブラック」「レッド」「ゴールド」とシャネルを象徴する5つのキーカラーで5つのエリアに区分けされていました。
会場に入るとまずは、 大きな階段がお出迎えしてくれます。壁にはイラストが描かれ、ある位置に立つと パリのアトリエにある螺旋階段に見える仕掛けも。
階段を上がりきった正面には、アトリエの扉が。よく見るとこの扉、細かいビーズの刺繍でできています。


ホワイト
展示会会場に入り階段を上がるとまずは左側の白の部屋へ。
シャネルの白もいいですね。ガブリエルも好んだ色の一つです。

ベージュ
次は、ベージュの部屋へ。

こちらもすごいです。手の込んだ作りのドレス達。美しくてうっとりしてしまいました。

アトリエ「ルマリエ」によるマスク。制作に費やされた作業時間は、77時間だそうです。メティエダールのアトリエ「ルサージュ」による刺繍が施されたシルクのマクラメ編みのトップスとメティエダールのアトリエ「ロニオン」によるプリーツが施されたシフォンドレスは、 制作に費やされた作業時間が、470時間です。さらにアトリエ「ルサージュ」によるドアは、900時間を要しているそうです。

細かい部分までしっかりと作り込まれていて本当に素晴らしいです。

こちらの部屋には、バカラ社製のCHANEL No.5 のクリスタルボトルと「カメリア」コレクションのネックレスが展示してありました。
ブラック
ザ・ダイニングルームと書かれた黒の部屋。独特の雰囲気でかっこいいです。
以前は喪服や修道女、使用人が着る色でしかなかった黒をガブリエル が、エレガントな色へと変えたと言われています。



アトリエ「モンテックス」によるドアと奥はアトリエ「ルマリエ」によるマスクです。

こんな服、一度でいいから着てみたいです。
レッド
「赤、それは命の色」
マドモアゼル シャネルのお気に入りの色。赤。赤の部屋は、とても華やかで力強さを感じました。


ゴールド
最後のエリアは、ゴールド。

ゴージャスなワンピースに圧倒されます。




スケッチなどの展示も
会場の最後のエリアでは、スケッチなどが壁一面に飾ってあります。
予約すればワークショップへの参加も
残念ながら予約できませんでしたが、 今回 のCHANEL マドモアゼル プリヴェ展では、事前予約をすれば、刺繍など様々なワークショプに参加できます。
なんとお土産も貰えました
素晴らしい展示物に大満足だったのですが、会場の出口でなんとお土産まで頂きました。ポーチなんですけど嬉しいですよね。


ソフィア コッポラ製作コラージュムービー
別会場のIMA GALLERYのシアタールームでは、ソフィア コッポラが製作した映像作品『イン オマージュ トゥ マドモアゼル(In homage to Mademoiselle)』が公開されていました。
ガブリエル シャネルの生い立ちや、成功までの道筋、シャネルを象徴する色についてなど短いフィルムが数本放映されています。
イベント詳細
開催期間 | 2019年10月19日(土)~12月1日(日) |
時間 | 11:00~20:00 (最終入場 19:30) |
入場料 | 無料 |
会場 | B&C HALL - 天王洲アイル |
会場住所 | 東京都品川区東品川2-1-3 |
URL | https://mademoiselleprive.chanel.jp/ |
まとめ
CHANEL マドモアゼル プリヴェ展 は、大好きなシャネルの素晴らしい作品に触れられて本当に満足した展覧会でした。
テンション上がりまくって、会場からシャネルショップに直行して何か買いたくなったくらいです。
シャネルの服が買えるように仕事を頑張ろう!と思ったりもして。
やっぱりシャネルはいいです!