暖かくなってくると外を歩くのも楽しくなりますね。昼も気持ちいいけど、夜も。
食事した後にもう一軒行きましょうか。なんて感じで
いつものカフェもいいのだけど、たまにはBarに行って大人な夜を楽しんでみようかなと思うのだけど、Barって何を頼めばいいのかわからなくなる時もあって。
何を頼めばいいかな?
Barに行った時って、何を頼んだらいいんだろ?
ジンなんてどう?最近大人女子の間では、クラフトジンとか流行ってるよ。
クラフトジン!
さすが大人女子。なんかかっこいい。でもクラフトジンってあまり馴染みがない。ということでちょっと勉強してみました。
クラフトジンとは
クラフトジンってどんなものなの?
クラフトジンに明確な定義は、ないんだけど。キリンやアサヒ、サントリーといった大手メーカーが作っているビールに対して、小規模な生産者が、大量生産しにくい点にこだわって作ってるクラフトビールってあるわよね。あれと同じような感じで捉えればいいんじゃないかな。
大手メーカーが製造したジンは、タンカレー、ボンベイサファイヤなどが有名ですね。【直撃!シンソウ坂上SP GACKTの海外私生活】(2019年5月2日(木)放送)で紹介されていたGACKTさん愛用のお酒は、『スター オブ ボンベイ』というジンです。(下の写真左側)

右:ボンベイサファイア
クラフトジンは、クラフトビールのジン版みたいのもの。ジンは、ボタニカルというハーブや柑橘類の皮、お茶などで風味付けされますが、その種類が多かったり、特殊なものを使っていたりという各酒造毎のこだわりがあるらしいです。
国産クラフトジンは、盛り上がってる
国産クラフトジンは、2016年くらいから生産者が増えてきたみたい。岡山の宮下酒造が売り出した「クラフトジン岡山」や京都蒸留所の「季の美」などが火付け役になったと言われています。
新規参入も増えている
ここのところ日本国内でっクラフトジンに参入する生産者が増えていているそうです。日経新聞にも取り上げられていました。
日本で素材にこだわった手作り感覚のクラフトジンに参入する生産者が増えている。2016年以降初めて発売した生産者は約20社。今年も4月までに少なくとも5社が発売している。
日経新聞2019年5月4日朝刊より
ウイスキーより参入しやすい
新規参入が増えているのは、設備投資が少なくてすむことやウイスキーだと樽で熟成させるのに時間がかかりますが、ジンだと蒸留すれば商品化できるので費用回収が早くできること、手作り感のあるクラフトジンは、単価も高く販売できることなどが背景にあるようです。
ジンは、蒸留酒ということで同じ蒸留酒である焼酎の蔵などがノウハウを生かしやすいということで新規参入しているみたいですね。
代表的な国産クラフトジン
季の美
京都発のジン専門蒸留所である京都蒸留所で作られる「季の美」は、国産クラフトジンを代表する銘柄の1つ。「きのび」と読みます。
要となるベーススピリッツに米から作るライススピリッツを使用するなど、国産クラフトジンならではのこだわりを持って製造されています。ボトルデザインも和のテイストで素敵です。

クラフトジン岡山
クラフトジン岡山は、国産クラフトジンの草分けのひとつ。岡山の大手酒造メーカーである宮下酒造が製造するクラフトジン。自社製の米焼酎をベースにジュニパーベリー、コリアンダー等十数種類のボタニカル(香味植物)を独自に配合したものを蒸留し、焼酎を貯蔵した樫樽で貯蔵するなど独自の試みが特色です。
ROKU(六)
ROKU(六)は、サントリースピリッツ社とビームサントリー社が共同で商品開発を行ったジャパニーズクラフトジンです。2017年販売開始。いよいよ大手もクラフトジン製造に参入ですね。 「ROKU」は、日本ならではの6種のボタニカル(桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子)を使用しています。
スーパーの中のバルということで話題のAEON de Bar があるイオンスタイルでも提供されていました。
国内でイベントも
最近は、ジンのイベントもいくつか行われるようになってきています。たくさんの種類のジンを気軽に試すことができたり、ジンについて学ぶことができたりするいい機会なので、いくつかご紹介します。
ジンフェスティバル東京
6月8日(土)~9日(日)に東京品川で国内最大級のイベント「ジンフェスティバル東京 2019」が開催されます。
毎年6月の第2土曜日が、ワールド・ジン・デイとなっていますが、「ジンフェスティバル東京 2019」は、ワールド・ジン・デイを祝う国内最大イベントです。
場所は、天王洲キャナルサイド B&C HALL、T-LOTUS M及び周辺施設。
6月8日(土)は、11時~20時まで。 6月9日(日)は、11時~18時までです。
昨年の様子を動画で見ることができます。↓
入場は、無料。ジンの試飲に使用できるチケットは、
- 初回購入:1,000円(チケット×5枚:試飲5杯分+特別展示会場 T-LOTUS M入場パス)
- 追加購入:500円( チケット×5枚:試飲5杯分)
試飲1銘柄10ml / チケット×1枚(試飲はチケットのみ、現金不可)
ジン-ポジウム・ジャパン
日本ジン協会が主催するジンのイベントが、「ジン-ポジウム・ジャパン 」
2018年は、東京江東区のホテルイースト21で、11月25日(日)に開催されました(※)。
2019年は、11月24日(日)に昨年と同じく東京江東区のホテルイースト21で開催される予定です。
Instagramでも注目
国産クラフトジンは、Instagramでもかなりアップされています。注目されているのがわかりますね。
クラフトジンの飲み方
ジンは、色んな飲み方がありますが、まずは王道のジントニックがいいかも。
自分でも気軽に作れますし、Barで飲むと流石プロのバーテンダーって思うほど美味しいジントニックが飲めたりします。
- あらかじめ冷やしておいたグラスに氷を入れる。グラスは、タンブラーがおすすめ。冷やしたグラスがない場合は、グラスに氷を入れてマドラーでグラスが冷えるまで氷を回し、溶けた水と氷を捨てて新しい氷を入れる
- 氷が入ったグラスにジンを注ぐ。ジンの量はグラスの4分の1くらいが目安ですが、お好みで量を調節して。
- トニックウォーターを静かに注ぐ
- ライムを飾る。ライムがなければレモンでもいいです
クラフトジンが飲めるBar
バー・チェルシー
東京代々木上原にあるBar。200種類以上のクラフトジンが揃えられていてお酒・ミキサードリンク、おつまみも極力無添加のこだわったクラフトバー。国産クラフトジンもたくさんあります。
バー・チェルシー
住所:東京都渋谷区西原3-7-4 渡部ビル1階
TEL :03-5738-7128
URL:https://hymoderage.wixsite.com/chelsea
OKAVILLAGE(オカビラージュ)
世田谷の下馬にあった隠れた名店ですが、今は、太子堂で営業しています。
大人が落ち着いて飲むにはいいお店です。季の美など国産クラフトジンもおいてあります。
OKAVILLAGE(オカビラージュ)
住所:世田谷区太子堂5-30-6伊藤ビル2F
TEL :03-6805-3580
URL:https://okavillage.business.site/
GOOD MEALS SHOP
200種類以上のクラフトジンを楽しめるというGOOD MEALS SHOP。渋谷と二子玉川にあります。
GOOD MEALS SHOP 渋谷本店
住所: 東京都渋谷区東1-25-5
TEL : 03-6432-7860
GOOD MEALS SHOP 二子玉川
住所:東京都世田谷区玉川一丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット 二子玉川 蔦屋家電 2F
TEL :03-6432-7860
URL:http://www.flyingcircus.jp

クラフトジンが飲める店は、もっとたくさんあります。ここで紹介したお店でもお気に入りのBarでも、クラフトジンを楽しんでみて下さい。
まとめ
大人女子の間でも盛り上がっているクラフトジン。日本のクラフトジンもたくさん出てきていますので、これからも楽しみですね。
ジンのイベントに参加して楽しむもよし、Barに行ってバーテンダーさんにおすすめのクラフトジンを出してもらうのもよし、気に入ったクラフトジンができたら購入して自宅で楽しむのもありですね。
是非、日本のクラフトジンを楽しんでみて下さい。